大腸の内視鏡検査を受けた結果
妻から検査前にこんなことを私は言われていた。
「もし大腸にポリープが見つかって除去したら
2週間は禁酒でお酒が飲めないし、食事制限もある。
新幹線や飛行機での移動は絶対ダメと言われる。
〇〇さんは除去後に直ぐに動いて大出血して
大変なことになった。
検査の日にちを連休明けにずらしたら?」
妻の言葉はいつも100%正しい!
しかし、私は妻の言葉を無視して検査をした。
「私の大腸にはポリープは絶対ありません!」
「昨日は食事制限が大変でお酒も飲まなかったので
検査の後で先生の許可が出たら居酒屋に飲みに出よう!」
そこまで大きなことを言って検査に向かった。
しかし、しかし、現実は残酷だ。
私の大腸には、大きめの7から8㎜もある
ポリープが、何と、何と、4つも見つかったのだ。
その場で細いワイヤーで掴んで4つ除去して貰う。
その瞬間を私は目の前のモニターで
つぶさに見ていた。
検査が終わり、着替えを終えて
看護師の方と医師の方から詳細な説明があった。
「早めに見つかって良かったですね!
組織検査の結果は後日にお知らせします。」
そして今日から2週間のアルコール禁止令と食事制限
運動や長距離の移動、新幹線や飛行機は
お控えくださいと言われた。
「海外はいかがでしょうか?」と聞くと
飛行機の機内や海外で出血すると大変なことになります
と言われる。
それはそうだ。
私は帰宅して妻に報告して、まずは週末の京都の
セミナーと懇親会、翌日の大阪のセミナーを
事情を話してキャンセルした。
そんな時に限って、私は今はバカ高い京都の
ホテルを、キャンセルしてもお金は全く帰ってこない
プランで予約していた。
あれも、これもキャンセルしないといけないのだが
早く見つかったことだけは
喜ばないといけないと強く思った。
私は75歳までは現役で歯科医師として
バリバリ仕事を続けるつもりなので
この2週間くらい何ともないはずだ!
はずだ!

岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック 院長中野 浩輔
- 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
- 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
- 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
- 平成4年4月 なかの歯科クリニック を開設
当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。