グランドホテル(イタリア)宿泊記
フィレンチェの街は観光も買い物も歩いて回れる小さな街でほとんどのホテルから歩いて観光に行けると書いてあるガイドブックもあるが大間違いである。 フィレンチェで5つ星L(デラックス)クラスのグランドホテルもホテルエクセルシオールもグランドホテルヴィラメデチも決してフィレンチェの中心にはないし、少し離れている立地である。
ここグランドホテルはフィレンチェの街を東西に流れているアルノ川沿いに建ち、正面にはホテルエクセルシオールがある。 ポンテベッキオまで歩いていけると書かれているが徒歩15分はかかる。ドゥオモまでは25分、往復で50分を要する。中年と言われる年齢の私にはきつい距離である。歩き回る予定の方はもっと中心にホテルを取ることをおすすめする。
ホテル自体は中世ルネッサンスの華やかさを感じさせるゴージャスな造りでホテル奥にあるサロンは吹き抜けの天井も高く、大理石の床、壁面のステンドグラス、シャンデリアと息をのむ美しさである。チェックインの時、大人2名で予約を入れておいたので、プラス2名の子供がいることをイタリア語で多分いやみを言われるが広い部屋に通されたので許すことにする。 このホテルもシェラトン系のため、日本の予約センターで日本語で予約ができ、UAの半額チケットを使って1泊約30、000円であった。
室内は天蓋つきのベッドでフィレンチェ様式のインテリアであったが残念なことにアルノ川に面する部屋ではなかったのでフィレンチェの眺めのいい部屋を楽しむことはできなかった。 窓はあるのだが中庭に面していて殺風景であった。
夕食はホテルのコンシェルジュに3泊とも予約してもらってホテルから歩いていけるリストランテに出かけた。どのレストランも満席で飛び込みの客は全て断っていたが、味はたいしたことはなかった。
フィレンチェの街にはとてもおいしいレストランが多く、ミシュランやガンベロロッソで自分で探してやはり自分自身で予約しないと行けない。 努力しないとイタリアでおいしいものにはありつけない。
岡山なかの歯科・矯正歯科クリニック 院長中野 浩輔
- 昭和62年3月 岡山大学歯学部 卒業
- 昭和62年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 研修医
- 昭和63年4月 岡山大学歯学部第一補綴科 文部教官助手
- 平成4年4月 なかの歯科クリニック を開設
当院は、岡山市北区矢坂東町での開院当初から3つのスローガン「待たせない」「痛くしない」「よく説明する」を掲げた歯医者作りをしています。